BORN AGAIN PROJECT
施設内の木々を再生利用する
BORN AGAIN PROJECT
SDGsへの取り組み
湘南・箱根地域における山、森、神社などの間伐のみならず、美術館や宿泊施設などの敷地内にある木々を災害などでやむなく伐採する場合にも、その木々を再生利用して商品化して生まれ変わらせる“持続可能な活動”を行なっています。
箱根の某美術館では、敷地内で伐採される杉の木を再生利用して、木製アトラクションや楽器、オブジェなどを作る提案もしています。
敷地内で育って伐採した木が、形を変えた姿で、訪れた家族、親子、子どもたちに楽しんでもらえることが目的。また、写真スポットにもなるオブジェや、歴史や人々の想いを乗せて新たな航海へと旅立つカヌーにも姿を変えます。
箱根・湘南地域には、杉、檜、桜、欅、梅、松などが多く存在します。
災害その他の理由でやむなく伐採される施設内の木々の種類や特徴を吟味し、最適な商品や什器生産までの工程を責任を持って行います。
共に育った木々たちを新しい姿で生まれ変わらせ、 新たな時をスタートさせます。
「間伐」とは、山や森で過密になったスギやヒノキを適切な生育状況にするため伐採する作業のこと。スギやヒノキを良い材木として成長させるための一つの工程ですが、適正な間伐がされていないと、土砂崩れや倒木などの災害を引き起こす可能性もあり、山や森の環境保全としても大切な役割があるのです。
間伐を行うことで、スギやヒノキが深く根を張れるようになります。
また、間伐をするとスギやヒノキの枝や葉が太陽の光を遮ってしまうことなく、光が地面まで届きます。山や森に太陽の光が入るようになり、他の植物の働きも活性化していきます。これによって大量の雨が降っても、山がスポンジのような役割を果たし倒木や土砂災害を防ぎ、スポンジから湧き出る豊かな水が川へ海へ下りていきます。
商品化(什器)
長きに渡り、施設と共に育ち、過ごしてきた木々たち。災害その他の理由でやむなく伐採された木々たちを新たな姿で生まれ変わらせます。
想い出の詰まったこれらの木材はやがて施設にとってのオンリーワン商品となり、新たに訪れるお客様たちに喜びとメッセージを伝える役割を果たします
「木は感性や感情に大きな影響を与えるただ一つの特別な素材」であると、北欧では木材によるプレイスカルプチャーの導入が盛んに行われ、仲間と集い自然に触れながら子供たちの教育や学びのきっかけとなる体験の場が増えています。
伐材される木材の種類と特徴を生かし、箱根・湘南地域に伝わる伝統技法を使って生まれた施設オリジナル商品。
(ロゴマークをレーザー刻印)
施設内の共有スペースなどに設置。
伐材した木々のイメージでデザイン。
施設内スペースに設置。
想いを込めたオブジェ等。
新たな時を施設と共に漕ぎだす…
施設内にあった木材と地域の木材を伐採し、共有スペースにて木のぬくもりを感じていただくプロジェクトを行いました。木の姿をできるだけ残し、伐採された木々たちのメッセージが伝わる工夫をしました。
台風などの災害により、やむなく伐材された箱根神社のご神木(杉・樹齢250年)や後継者問題によりやむなく伐材された小田原下曽我の梅の木(樹齢60年)を再利用し商品化。
台風などの災害により、やむなく伐材された箱根神社のご神木(杉・樹齢250年)を再利用したカトラリーケース。
劣化により伐材されたオーナー宅敷地内にあったひのき(樹齢70年)を再生利用した商品棚
プロジェクトの進め方
NO Problem! Take it easy !
ご心配は要りません、進め方はとてもシンプルです。
伐採の対象となる現場の調査に伺います。
対象となる木材を確認し、どの様なゴールを目指せるのか?(どの様な姿で生まれ変わらせることができるのか?) につきましてご提案いたします。
我々のご提案にプラスして、施設様のニーズをヒアリングし、商品化(什器) に向けたプランをご提示いたします。
伐採の分量により異なります
実際の伐採量を現調させていただき、ケースバイケースでのがお見積りとなります。
伐採から商品化(什器) までは以下の5工程がございます。
状況により、それぞれ単工程での作業でも承れますのでお気軽に何なりとご相談下さい。
伐採から商品化(什器) まで一連の工程を承れる。伐採から大材の運搬保管を担う体制およびデザイン・製造工程を行なう体制を2021年に整えました。スタートからゴールまでの道のりを施設様と一丸となって取組み進めて行くことが可能です。
社内では元より、 Webデザイン・グラフィックデザイン部門を有しており、施設様の伐採プロジェクトの内容等を、ITとの他のあらゆる媒体で告知するお手伝いや、ご提案を行えます。