STORY
樹齢350年を超える箱根旧街道杉並木の杉を再生利用しています。
遥か江戸時代より東海道を行き交う旅人たちをはじめ大名行列をも箱根宿で見守ってきた箱根旧街道杉並木。歴史的にも大変貴重な箱根旧街道杉並木の杉を再生利用しています。
箱根旧街道杉並木の歴史
江戸時代、1618年(元和4)、江戸幕府の命により川越城主・松平正綱が東海道の箱根宿である芦ノ湖の周辺に杉の木を植林したと伝えられています。
当時は400本を超える杉が連なり、東海道を行き交う旅人たちを夏の暑さや冬の寒風から守っていたと言われています。
現代にいたるまで
1904年(明治37年)に、箱根湯本から芦ノ湖畔に至る箱根新道を工事する際に、不足した工事費を捻出するため、杉並木の杉を伐採売却したのだそうです。当時の国、神奈川県、箱根町の判断やいかに。
尚、この時点で切り倒された杉は、箱根に存在するひのき等を含め、約1000本を越える数だったそうです。
当時の行政機関の判断は日本復興の観点も含まれ、今や現在の私たちにとって大変便利である箱根新道のためにやむなくその費用の補填としたものと推測されます。
つまりは、あらゆる角度から箱根旧街道の杉をはじめ、箱根の木々たちは時代を超えて我々を目立つことなくサポートしてくれているのかもしれません。
国立公園指定となった1936年以降は、様々な意味で活躍してくれた、この木々たちは現在は、国指定史跡として保護されています。
再生利用への想い
現代もなお、江戸時代から箱根を見守ってきた樹齢350年を超える箱根旧街道杉並木の杉たち。
時代の流れと共に、災害防止その他の理由からやむなく伐採され、その生涯を終える杉たちがいます。
遥か昔から箱根にとって様々な活躍をしてきてくれたこの杉たちを、単に廃棄される悲しき運命から救いたく、現代においての活躍の場を生きて欲しいために何をすれば良いのか?その様な事を考えました。
形を変えて、これから先何百年も存在できる様、私たちが考えられるモノに生まれ変わらせたいと思いました。
伐採され、削り取られ、あの頃のあの表情を蘇らせ、想いが詰まったこの特別な材料からできる商品をリリースし続けたいと思います。
時代の流れと共に、災害防止その他の理由からやむなく伐採され、その生涯を終える杉たちがいます。
遥か昔から箱根にとって様々な活躍をしてきてくれたこの杉たちを、単に廃棄される悲しき運命から救いたく、現代においての活躍の場を生きて欲しいために何をすれば良いのか?その様な事を考えました。
形を変えて、これから先何百年も存在できる様、私たちが考えられるモノに生まれ変わらせたいと思いました。
伐採され、削り取られ、あの頃のあの表情を蘇らせ、想いが詰まったこの特別な材料からできる商品をリリースし続けたいと思います。